式正織部流「茶の湯」の世界

式正織部流は古田織部が創始した武家茶を伝えている流派で、千葉県の無形文化財に指定されています。「侘茶」とは一味違う当流の「茶の湯」を、武家茶が生まれた歴史的背景を中心軸に据えて取り上げます。式正織部流では「清潔第一」を旨とし、茶碗は必ず茶碗台に載せ、一人一碗をもってお客様を遇し、礼を尽くします。回し飲みは絶対にしません。

2020-05-23から1日間の記事一覧

13 背振(せふり)の茶

栄西は中国での禅の修行を終え、日本に帰国しました。その時、お茶の種を持ち帰り、九州の背振山(せふりやま)にある霊仙寺(りょうせんじ)の石上坊に、お茶の種を蒔きました。 背振山山系は福岡県と佐賀県の県境にある山系で、最高峰は背振山(1055m)です。 …