式正織部流「茶の湯」の世界

式正織部流は古田織部が創始した武家茶を伝えている流派で、千葉県の無形文化財に指定されています。「侘茶」とは一味違う当流の「茶の湯」を、武家茶が生まれた歴史的背景を中心軸に据えて取り上げます。式正織部流では「清潔第一」を旨とし、茶碗は必ず茶碗台に載せ、一人一碗をもってお客様を遇し、礼を尽くします。回し飲みは絶対にしません。

2020-05-30から1日間の記事一覧

15 栄西禅師と明恵上人

栄西禅師が九州でお茶の栽培をしているという話が、京都の栂尾(とがのお)に住んでいた明恵(みょうえ)上人に聞こえました。 因みに、明恵上人は密教を修めた華厳宗の僧侶です。法諱は高弁と言います。 己に厳しい人で、インドに憧れ渡航を試みるも二度挫折し…