式正織部流「茶の湯」の世界

式正織部流は古田織部が創始した武家茶を伝えている流派で、千葉県の無形文化財に指定されています。「侘茶」とは一味違う当流の「茶の湯」を、武家茶が生まれた歴史的背景を中心軸に据えて取り上げます。式正織部流では「清潔第一」を旨とし、茶碗は必ず茶碗台に載せ、一人一碗をもってお客様を遇し、礼を尽くします。回し飲みは絶対にしません。

2020-06-02から1日間の記事一覧

16 室礼(しつらい)の歴史(1) 寝殿造

お茶席には、風炉や風炉先屏風や棚物などが配置され、床の間に掛物や花生け、或いは香合などが飾られています。これを室礼(しつらい)と言います。 室礼は茶の湯の歴史が始まるずっと前からありました。それは、寺院の荘厳の仕方で有り、寝殿造りの間仕切りの…