式正織部流「茶の湯」の世界

式正織部流は古田織部が創始した武家茶を伝えている流派で、千葉県の無形文化財に指定されています。「侘茶」とは一味違う当流の「茶の湯」を、武家茶が生まれた歴史的背景を中心軸に据えて取り上げます。式正織部流では「清潔第一」を旨とし、茶碗は必ず茶碗台に載せ、一人一碗をもってお客様を遇し、礼を尽くします。回し飲みは絶対にしません。

2020-06-06から1日間の記事一覧

17 室礼の歴史(2)  生活と荘厳

寝殿造りの建物は、その後の幾多の兵乱で失われてしまい、残念ながら現存しているものは一つも有りません。わずかに焼失を免れた調度類と、絵巻物や文学などと合わせて見て、その頃の貴族達の暮らし振りが偲ばれるのみです。 この時代は日本文化の揺り籠です…