2024-01-01から1年間の記事一覧
茶花(ちゃばな)シリーズも早くも夏に入ります。記載の約束事は今までと同じです。 草花の名を列挙して行くにしても、有毒植物のなんと多い事か。これ等の化学物質は、紫外線・虫の食害・カビ・ウィルス・渇水・生存競争などの、植物にとって過酷な戦いに打ち…
春の野にすみれ摘みにと来し我ぞ 野をなつかしみ一夜寝にける 山部赤人 古人の若菜摘みの様子が目に浮かぶようです。そんな風に心のままに野に遊んでみたいものだと憧れていると、夫が「すみれ」はすみれさんかもしれないよ、と・・・うむー。オトナの解釈!…
春。草木は芽生え、鳥たちは恋をし、虫は活発に動き始めます。茶花(ちゃばな)の世界も多種多様に広がり、その数も爆発的に増えています。ここでは、伝統的な茶花ばかりでなく、茶花に向かないのではないか、と思われる異質の草木まで取り上げたいと思います…
いま、都会に空き地が少なくなりました。なかなか山野草なるものを手に入れるのは難しくなりました。ベランダでのプランター栽培にしても場所が限られ、幾種類に分けて季節ごとに栽培するのには限界があります。茶花(ちゃばな)を専門とする花屋でさえ、田舎…
明けましておめでとうございます。 いつもご愛読下さいましてありがとうございます。 これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。 昨年の最終稿は「古田織部百ヶ条」でした。その余韻を引いて、婆なりの茶席のイロハを綴り、年の初めの書初めにしたいと思い…